デイワンカンパニー レモネードCIC、 高麗大学産学協力団から「外国語学習」特許を譲り受け
– 高麗大学産学協力団との「外国語学習者用学習課題遂行システムおよび方法」特許譲渡協約
– 個別学習者の認知能力診断に基づく課題とフィードバックを提供する5つのシステムで構成
– 「軽い学習紙」や「ファストワン」などのレモネードCICの外国語教育コンテンツに適用し、R&D強化に注力
2022年3月22日 – 国内を代表する成人教育コンテンツ企業デイワンカンパニーの社内独立企業(CIC)であるレモネードが、高麗大学産学協力団から外国語学習技術の特許を譲り受けたと22日に発表しました。
デイワンカンパニーの外国語教育部門を担当するレモネードCICは、「1日10分、1週間で1冊」のコンセプトの外国語教材「軽い学習紙」や、1対1英語サービス「ファストワン」などを提供し、約38万人の顧客を抱える高成長を遂げています。今後は、学習の高度化を目指し、個々のレベルに応じた学習と課題を動的に管理する学習マネジメントシステムの導入を計画しています。
高麗大学との協力も、この計画の一環として進められています。今回譲り受けた「外国語学習者用学習課題遂行システムおよび方法」の特許は、学習者の認知能力を診断し、それに基づいて課題とフィードバックを提供し、外国語学習プロセス全体を脳科学的に管理することを目的としています。
この特許は、脳科学に基づく個別学習ソリューションを提供する5つのシステムで構成されています。学習者ごとの課題が保存される「学習課題データベース」、課題を分析・評価する「フィードバックモジュール」、フィードバックに基づいて個別の学習パターンを決定する「遂行比率決定モジュール」などが含まれます。
また、学習進捗とフィードバックが保存される「課題進捗データベース」、個別能力に応じて全体的なプロセスを制御する「学習課題進行モジュール」も備えています。これらの5つのシステムは、認知神経科学に基づき、外国語を母語のように自然に学べるようサポートし、カスタマイズされたカリキュラムによって効率的な外国語学習を実現します。
この特許が商用化されると、レモネードの教育サービス「軽い学習紙」「ワナスピーク」「ファストワン」の利用者は、それぞれのレベルに応じた学習課題や方法、最適な学習計画を提案されるようになります。これにより、書く・聞く・話すといったスキルを有機的に学習するコンテンツとの相乗効果で、学習効果の向上が期待されます。
レモネードCICは昨年11月に「軽い学習紙」アプリをリリースし、顧客の学習の利便性も向上させました。アプリ内ではオンライン講座やオーディオブックを一括して利用でき、迅速なフィードバックを提供する「学習質問」カテゴリーも便利に利用でき、学習管理がしやすくなっています。
レモネードCICの代表ソ・ユラ氏は、「楽しみながら継続的に学べる外国語学習コンテンツを開発するため、R&Dの強化に取り組んでいます。今回の特許を皮切りに、多様な技術を活用し、画一的な学習から脱却して、各自のレベルやライフスタイルに応じたカスタマイズ型教育サービスを提供し、外国語能力向上に一層貢献していきます」と語りました。